11.21.18:56
[PR]
02.07.22:53
鬼畜から逃亡中!後篇
これでラストです!
今まで捕まらなかった純戦闘型がどうにかなっていきます…!
鋼「シャドーは?」
陰「メタル先輩、お疲れさまです。シャドー先輩はスネーク先輩とお楽しみ中です。」
鋼「なら良かった。こっちの弟はおそらく…お前の弟とつるんでいる…。」
陰「私もそんな気がします。そして、何か企んでいる。」
鋼「楽しみだな、探しだして調教してやる…!」
加速「クイック、博士が造られたウェポンアーカイブを覚えているか?」
速「ああ、ボスの性能をコピーしたやつだろ?」
加速「そう。それを倒すロックマンを見て解ったことがある…苦手武器には類似物があると!!」
速「な、なんだってー!」
加速「ということで、今その武器を持ってきてもらう手筈になっている。クイックと俺の分だ。」
ニトロ「ターボ先輩ー!!」
加速「来たか!」
ニトロ「頼まれたもの持ってきました!クイック先輩、ちわです!」
速「ニトロ!でも何でお前が?」
加速「ニトロの武器は?」
速「ホイールカッター…メタルの苦手武器!」
加速「そういう事。類似品だろ?俺のバーニングホイールはどちらかと言うと炎に分類されるからな。」
ニトロ「クイック先輩どうぞ!あとターボ先輩にはこれ。」
速「リバウンドストライカー…?そうか、シェードが苦手なバネに近い!」
加速「ご名答だ!」
ニトロ「ストライクはちゃんと貸してくれましたから!」
加速「今度ストライクマンに礼しておこう。俺らは…足掻けるだけ足掻かないとな…!」
速「だな…!勝てる、これで勝てるぞ…!」
ニトロ「(何だか大変そう…)」
加速「ニトロ、本当にありがとう。」
ニトロ「そんな、お気になさらず!…代わりにスタント、やってくれますよね?」
加速「あー…いや、それは…」
速「だって俺らそんな表出ちゃダメだし。」
ニトロ「知ったことありません!まずレースで目立ちまくりじゃないですか!!」
加速&速「(それ言われると否定できないっ…!)」
加速「(くっ…体が…)…暢気に話してはいられないな…クラッシュノイズが近い…!来るぞ!」
速「…ニトロ、逃げろ。」
ニトロ「一体何が…?」
加速「鬼が…」
速「鬼じゃねぇ、鬼畜だっ…!!来やがった!」
鋼「クイック…やっぱり此処だったか…。」
陰「ターボ、人の弟たぶらかすとは頂けませんよ。」
ニトロ「…誰ですか?」
速「うちのお兄様とターボの兄!」
ニトロ「じゃあ挨拶をべらっ!」
加速「やめろ!殺されるぞ!!」
速「本当に逃げろ、お前の身のためだ!あいつ冗談抜きで殺りに来るから!」
鋼「余所見していていいのか?」
速「よくないですよね!!」
陰「…何を企んでいるのですか?教えてください。」
加速「何の事だか…!」
ニトロ「(うわぁ本当だ…!)」
速「…ふふふ…ははははは!今日こそは!今日こそ負けねぇ!」
鋼「強気だな、今すぐ地面に叩きつけたい…!」
速「そうはいかない…!ホイールカッター!」
鋼「っ…!」
速「…効いた…!」
鋼「確かに、痛い…が、それだけで、俺に勝てるとでも?」
速「うっ…そだろ…?」
鋼「やはりお前は地面が似合う…。弟の攻撃なら、痛くないからな…クイック…!」
速「いっ…つも…思うん…だがっ、どっから…こんな、馬鹿力が…出て…来んだよっ…!!」
鋼「愛の力だ!…俺の愛を受けとれ…!!」
速「あぁぁぁぁぁぁぁ!!」
加速「クイック…!」
陰「メタル先輩、中々苦戦されたようですね…こちらも…まさか球にやられるとは…考えましたね…」
加速「こっちだって必死だからな…!」
陰「…私も人の事言えたものではないですね…」
加速「何を…」
陰「ここまで抗われると、逆に楽しくなってきます…!ちょっと、本気出しましょうか…!」
加速「頼むからそのまま倒れてくれ!!」
陰「お断りしますよ!倒れるのは貴方です!」
加速「くっ…そ…!」
クイックマン、ターボマン、脱落ー
~*~
鋼「近くに…クラッシュとフラッシュか…」
陰「珍しく渋い顔されていますね。」
鋼「この面子だとクラッシュには絶対に勝てない。音波も斬撃も効かないからな…。」
影「爆炎の中歩いているのを見たときは戦慄したでござる…。」
鋼「またフラッシュと一緒っていうのがな…クラッシュの前でフラッシュを捕獲してみろ、3機スクラップだ。」
陰「それは…避けたいですね。」
影「では打つ手無しと?」
鋼「いや、あるにはある…上手くいくかは連携次第だな。途中でフラッシュが恐らく勘づくはず…。」
影「して、作戦は?」
鋼「とりあえずクラッシュとフラッシュを離れさせる。」
陰「…クラッシュ先輩の相手は嫌ですよ…。」
鋼「クラッシュは俺一人だ。寧ろそうでないといけない。お前らはフラッシュの足止めだ。」
影「御意。」
鋼「ただし、絶対に傷付けるな。いいか!絶対だぞ!少しでも傷付けたら…クラッシュが暴走する。」
陰「肝に命じておきます…!」
鋼「逃げられないように、攻撃しないで場所移動をさせないように。」
影「なんという難しさ…!」
鋼「…行くぞ。」
壊「鬼ごっこなんて久々だな!」
光「楽しそうで何よりだよ…。」
壊「フラッシュは楽しくないのか?」
光「楽しめる内容じゃないからな…っと、前方に鬼だぜ。」
壊「…壊す?」
光「それは流石にいかん!」
鋼「クラッシューフラッシュー!お兄ちゃん今来たよー!」
光「あいつには絶対捕まりたくねぇ…!」
壊「メタルだ!でも逃げなきゃ!行こうフラッシュ!」
光「おう!ってそっち行き止まり!!」
鋼「(嵌まった!)シャドー、シェード、フラッシュを捕まえろ!」
影「了解!」
壊「フラっ…!」
鋼「クラッシュはお兄ちゃんと追いかけっこだ!」
光「(分断された…!しかもあっちにメタル!嫌な予感しかしねぇ!!)シャドー、退いてくれ。」
影「退けませぬ。」
光「なら強行突破させてもらう!タイム…!?…シェードか!」
陰「申し訳ありませんが、封じさせて頂きます!」
光「音波は厄介だな…!メタルだろ、何か企んでいるの!」
影「それは黙秘権でござる。」
光「それ肯定として受けとるからな!(攻撃がさっきから緩い…何考えてんだ?)」
陰「(そろそろメタル先輩が指定した時間…早く来てください!)」
壊「フラッシュ!」
光「クラッシュか!メタル倒しってえぇぇぇぇ何で仲良くなってるの!?」
鋼「2機とも待たせたな。」
影「メタル殿ならやってくれると!」
壊「さっき向こうでメタルと。」
『フラッシュ!?…メタル、どいて…!』
『(目が暴走寸前か…!)クラッシュ、お兄ちゃんの手伝いをしてくれないか?』
『…』
『今、フラッシュの所にはシャドーとシェードがいる。が、奴等ではフラッシュを捕まえられない。』
『…』
『だからクラッシュもハンターになってフラッシュを捕まえてくれないか?』
『…なんで?』
『クラッシュに捕まるならフラッシュも許してくれる。クラッシュにもプラスだぞ。捕まえたら何してもいい。』
『何しても?本当!?』
『ああ、既に数機いろんなことされている。セブンスのフリーズとかサーズのジェミニとか。』
『…うーん。』
『クラッシュが手伝ってくれるなら、俺たちはフラッシュに手を出さない。…クラッシュ、お前は正直こちら側だと思うんだ。おいで。』
『じゃあ…』
壊「ってことでおれハンター!」
光「最悪のシナリオ来ちゃった!」
鋼「じゃあクラッシュ、ちゃんとフラッシュはバブルの部屋に連れていくんだよ?あと、クラッシュも捕まったことになるからね。」
壊「はーい!フラッシュ、あそぼ?」
光「ぎゃあぁぁぁぁぁぁぁ!」
クラッシュマン、フラッシュマン、脱落ー
~*~
泡「3、2、1…現実鬼ごっこ、終了ー。…それにしてもすごい死屍累々。」
鋼「捕まってないのは?」
泡「えーと。…ヒートとサーズのマグネット。2機には連絡入れるよ。」
陰「2機とも居場所がまったくわからなかった…。」
熱「わ、僕生き残っちゃった!」
鋼「ヒートぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!お兄ちゃんかなり探したんだけど!どこにいたんだ!?」
熱「博士のところ!」
影「…へ?」
熱「だって、あそこ一番安全だもん。電波障害出るし博士いるし!」
泡「多分僕もそこに行くだろうなー。」
鋼「ヒートの賢さっ…!お兄ちゃん感動で涙とまんない!」
影「で、マグネット殿は?」
磁「ん?磁気使ってサーチ妨害してた。」
陰「今回の弱点でしたね…。」
鋼「2機には景品をやらないとな。まず次回不参加できる権利、あと何か欲しいものは?」
熱「クラッシュボムー!」
鋼「わかった。…マグネットは?」
磁「うーん…健康器具といきたいけど、兄弟をちょっと休憩させてやってください。」
鋼「わかった、善処してやる。」
陰「…疲れましたが有意義でした。」
鋼「かなり楽しかったな。また来年もやるか。」
影「そうですな!」
END
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
これで終わりです…最後は押し込みました…長くてすみません…!!
ここまで暴れられると楽しかったですね…!!図らずとも長編となってしまいましたw
また機会があれば鬼畜を暴れさせたいです!
長い節分でしたがお付き合いありがとうございます!!
PR
- トラックバックURLはこちら